最終利回り

最終利回り(さいしゅうりまわり)とは、債券に投資した資金に対する最終的な利回りのことを指す。一般的な利付債を新発(発行時)に購入した場合には、1年間の利率(表面利回り)=最終利回りとなるが、割引債や債券流通市場(二次市場)で債券を購入した場合には、表面利回り≠最終利回りとなる。

最終利回りの計算方法
{(1年あたりのインカムゲイン)+(1年あたりのキャピタルゲイン)}÷投資額

上記のように計算される。たとえば表面利率が5%の債券で、債券の購入価格が額面100円に対して106円、満期が残り3年という例で考えてみる。

・この債券は年5円のクーポン収入がある
・この債券は3年後に額面100円で償還されるが購入価格は106円なので満期時にはキャピタルロス6円が生じる(保有期間の3年で割ったら2円)

よってこの債券の最終利回りは下記のとおりとなる。
{5円+(-2円)}÷106円=2.83%

表面利率が5%であるのに対して最終利回りは半分近い2.83%にまで下落する。

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最終利回りとは

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